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特殊なバンドならではの大団円の大忘年会に!

再びこたつのシーンに戻って、Uber Eatsが到着。頼んでいたのは、餅。そして「餅が食いたいかー!」という掛け声から「餅ガール」へという、コテコテの流れで楽しませてくれる。餅アニメと“餅”の字が疾走感溢れるサウンドに乗ってじゃんじゃんスクリーンから飛び出してくるARの演出で、画面内はポップなカオス状態。ちゃんMARIのキーボード上にも小さな焼き餅が飾られていたりと、ぬかりない。


また懐かしのゲームの話からつないだ「キラーボール」では、メンバーが8bitのキャラクターになって、RPGや格闘ゲームやアクションゲームを繰り広げる。さらに間奏パートで、休日課長のポージングに合わせてちゃんMARIが即興で音をつけるというシュールなエチュードまではじまって、やりたい放題だ。


終盤に差し掛かるところで川谷は、「今日は見ていただいて本当にありがとうございます」とMCをはじめる。「今年は(コロナ禍で)メンバーにも会わなくて。レコーディングも今年頭にやったものが6月に出てるので、音源は発表しているんですけど、ライブはすべてできず。このバンドは特殊なので、4人それぞれがいろんなところでちがう活動をしていて、久しぶりに集まってリハーサルをやって、こうしてライブやって──バンドがちゃんとライブをやることが、精神衛生上大事なんだなということに気づいたりとか、長くバンドをやっているけど無観客でライブをやるのってなかったなと思って。いい経験になったし、またアリーナでできたことが嬉しい」という。


そして今回の“ゲス乙女大集会”は2016年の武道館公演以来のタイトルとなったが、当初はこのタイトルをつけることに迷いはあったが、今ならいいかなと思いがあったと語る。


「見てくれている人も、この“ゲス乙女集会”という言葉に懐かしい響きや大事な響きがあると思うんですけど、僕らにとっても大事な1日になったかなと思います」と川谷。久々にライブをやると改めて音楽はいいなと感じたと率直にその思いを述べると、「僕のなかでの決意表明みたいな曲を」と、2018年にリリースした「もう切ないとは言わせない」を演奏した。


ここまでたくさんの演出が施されてきたが、この曲ではバンドの演奏を真正面から捉えて、その歌をまっすぐに伝えるものになった。笑いあり切なさあり感動ありと緩急たっぷりのライブはいよいよラストへ。


最新作から、憂いのポリリズムが美しい「綺麗になってシティーポップを歌おう」から、金銀テープがキラキラと舞うなか「両成敗でいいじゃない」の晴れやかなメロディも舞って、まさに大団円の大忘年会が幕を閉じた。


エンドロールが流れるなか、笑顔でステージを離れ観客のいないアリーナを歩く4人。その先にはあのこたつの部屋のセットがあり、改めて大きな会場をこんなふうに使っていたんだなとわかる。ライブに関わっているカメラクルーなどたくさんのスタッフの姿も見え、ひとつの“ライブ”や大事な1日を作り上げるマンパワーもうかがい知れる。配信という形ではあるけれど、より一層ライブが好きになるような、楽しさに満ちた一夜になった。


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Text:吉羽さおり Photo:小境勝巳


「uP!!!NEXT SPECIAL EDITION 2020 ゲス乙女大集会 -大忘年会アリーナ編-」

≪アーカイブ配信は12月13(日)23:59まで! 今からのご購入もOK!≫

詳細はこちら


2020年12月6日 セットリスト

01.人生の針

02.キラーボールをもう一度

03.ロマンスがありあまる

04.はしゃぎすぎた街の中で僕は一人遠回りした

05.秘めない私

06.星降る夜に花束を

07.ハツミ

08.無垢な季節

09.私以外私じゃないの

10. crying march

11.パラレルスペック

12.餅ガール

13.キラーボール

14.もう切ないとは言わせない

15.綺麗になってシティーポップを歌おう

16.両成敗でいいじゃない


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