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――2曲目の『泡と羊』は生々しいバンドサウンドを軸にしたナンバー。『SISTER』とは好対照ですね。

清水:そうですね。ここまで振り切った曲も意外となかったかもしれないな、と。これは僕の勝手なイメージですけど、ふたり(小島、栗原)が得意というか、好きなビート感、ロック感じゃないかなって思っていて。

栗原:自分たちが高校生くらいのときって、こういうビートの曲が流行ってたんですよ。それをそのままやると勢いだけになってしまうので、もっと細かいところを詰めながら、いまの経験値だからこそ表現できる曲にしたいと思ってましたね。

小島:3人でスタジオに入って、「こういうフレーズは?」って試しながら。

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――高校のときに流行っていたビート感というのは、たとえばメロコア系のバンドとかですか?

栗原:そうですね。あとは青春パンクだったり。

――もっと素の部分を見せていきたい、ということですか?

清水:メロコア、青春パンクにはビタビタに浸ってましたからね(笑)。そこがバンドの基盤になっているのかもしれないなって、いまだに思うし。本気出すと、ガシャ! っていう音になって、大きい声で歌いたくなるんですよ。

小島:ハハハハハ。

清水:ファンクやジャズでなくて、やっぱりロック、パンクなんですよね。

――ルーツが見える曲なのかもしれないですね、『泡と羊』は。この曲もかなり前向きですよね。“君はダメなんかじゃない”って肯定している歌だな、と。

清水:そうですね。この曲の主人公は一見ダメな感じなんですけど、俯瞰で見てみると、実はぜんぜん弱くないなんだぜって。あと、“自分がどれだけ根性がないか”っていうのも入ってます。がんばろうと思えば思うほど、踏んだり蹴ったりの状態になるし、すぐキャパを超えてしまうし(笑)。

――『SISTER』を含めて、back number流のポジティブソングが確立しつつあるのかも。

清水:いやー、ホントに応援したことないんですけどね、あんまり(笑)。浅田真央選手はめちゃくちゃ応援してましたけどね、泣きながら。

栗原:(笑)。

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清水:『SISTER』は女の子に向けた応援歌、『泡と羊』は男に向けた歌だったから、上手くいったのかもしれないですね。それがなかったら、頭がショートしたかも(笑)。ただ、「いまの自分たちの自信を持ってやろう」とは思ってたので……。いい曲が出来て良かった。

――そして3曲目の『君はいらないだろうな』は清水さんのギターの弾き語り。

小島:最初はドラム、ベースを入れてアレンジしてたんですけど、そこから抜いていったんです。ドラムを抜いて、ベースを抜いて……。

清水:で、この形になりました。弾き語りから始まって、途中でドラムとベースが入って壮大になっていく曲はあったんですけど、ぜんぶ弾き語りは初めてですね。自分たちとしては、「そういえば初めてだね」っていうくらいなんですけど、歌詞を書いていたときも「この歌の主人公は、何の音も欲しいと思っていないな」って感じて。

――“君”にフラれて、少しずつ距離を置こうとしている男の歌ですからね。

清水:「次の恋でもしよう」って歌ってるんですけど、ぜんぜんポジティブに聴こえないというか、すごい寂しい言葉だなって。以前、「今言える言葉も 僕は見つけられずに」と歌ったことがあるんですけど、この曲の歌詞が同じ主人公だとしたら、ずいぶん切ない成長の仕方をしちゃったなって。

――曲のなかのキャラクターが成長していくって、おもしろいですね。

清水:そうですね。「この曲に出てくる男が恋しているのは、あの曲の女の子かも」みたいなことを思ったりもするし。『SISTER』もライブでやっていくうちに、自分たちのなかで噛み砕いて、いろんなことを感じるのかもしれないしね。

――次の大きいライブは6/6(土)、6/7(日)の幕張メッセイベントホール公演。春のツアーはライブハウスが中心だったから、かなり規模がデカくなってますね。

清水:急にね(笑)。ステージに立った瞬間、「デカい! やべえ!」ってまちがいなく思うでしょうね。でも、それを含めて楽しみたいな、と。お客さんが「このライブハウス、音いいね!」って感じるような近さが出せたらいいですね。

栗原:ツアー本編も充実していたし、追加公演でもいちばん後ろまで音と気持ちを届けたいです。来てくれる人たちといっしょに良い1日を作りたいですね。

小島:ツアーの良いイメージをギリギリまで引っ張って、幕張のライブの直前でビクビクしようと思います(笑)。

清水:どうせ緊張するからね。あとはもう、しっかり準備して、一生懸命やるだけなんで。ツアーを見られかった人には「こういうツアーだったのか」って感じてほしいし、ツアーを見てくれた人にも「ここはちょっと違うな」という新しいところを見せたいです。

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――7月以降もフェス、イベントがたくさんあって。

清水:がんばります。曲もいろいろ作りたいですね。夏って、ジメジメした悲しい曲が出来やすいんですよ。逆に冬は明るい曲が出来るんですけどね、なぜか(笑)。

Text:森朋之
Photo:吉田圭子

リリース情報

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『SISTER』

Single
2015年5月27日発売
初回盤(CD+DVD)
1,500円(UMCK-9738)
UNIVERSAL MUSIC JAPAN

 
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『SISTER』

Single
2015年5月27日発売
通常盤(CD)
1,000円(UMCK-5572)
UNIVERSAL MUSIC JAPAN

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