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竹安:怒髪天の武道館あたりから、まわりのムードも変わってきたというか。

鈴木:「フラカン、武道館はどう?」っていうみたいなことをチョイチョイ言われるようになって。それまで、そんな声がかかったことはなかったんで。ただ、そこから結論を出すまでには1年かかりましたけどね。

鈴木:簡単には出来ないからね。もしお客さんが入らなかったときに、来てくれた人に「悪いけど君たち、1万ずつ出してくれない?」って言えればいいけど(笑)。

――(笑) 武道館ライブを発表したときのリアクションはどうでした?

マエカワ:もちろんファンの人たちは喜んでくれてますよ。あとは友達とか家族も。親もそろそろ高齢だし、「息子が武道館でライブをやる」って言ったら、インパクトあるじゃない? そういうことも含めて、「いまかな」っていうのもあったんですよね。

30周年まで伸ばしたら、もしかしたら演奏は上手くなってるかもしれないけど、たぶん体力は落ちてる。いまほどガッツのあるパフォーマンスが出来るかどうかわからないしね。

フラカン5

鈴木:「このタイミングしかないな」っていうのはあったよね。

マエカワ:いまもずっとライブをやってるけど、物販とかでファンの人が声をかけてくれるんですよ。「10人連れていきます」とか「友達がいないんで1人でいきます」とか「まだ子供が小さいから行けないけど、がんばってください」とか。どれもすごく嬉しい言葉ですよね。

――しかもバンドの状況もいいですからね。最新アルバム『Stayin’ Alive』もアッパーなロックンロールが中心で、すごく勢いがあって。

マエカワ:ライブで使いやすいというか、ギターがバン!と暴れられる曲が多いからね。細かく良いアレンジをするより、ザックリでもいいからガツン!といける方向に持っていったというか。いまマ周っているツアーではそれが功を奏して、アルバムの曲をたっぷりやってるんですよ。ニューアルバムの曲を多めにすると飽きることもあると思うんだけど、たぶんお客さんも満足してくれてるんじゃないかな、と。

竹安:まずは(4月18日の)野音があるから、そこで新曲をどう響聞かせるか? っていうことを考えていて。野音をしっかりやらないと、武道館なんて言ってられないですから。

フラカン6

――野音も十分デカい会場ですからね。

鈴木:うん。野音だって最初は冒険だったんだから。

マエカワ:いまも冒険だけどね(笑)。

鈴木:何度かやってはいるけど、いつもソールドアウトしてるわけではないし。それは地方のライブハウスも同じですよ。

――小さめのライブハウスだと「どうせチケットないだろうな」ってあきらめてる人もいるかも。

鈴木:そんなことないですから、ぜんぜん。アレだね、チケットが売り切れたときに「ソールドアウトしました」って言い過ぎるのが良くない。

マエカワ:こっちも嬉しいもんだから、つい言っちゃうんだよな。

鈴木:俺、ソールドアウトするのって好きじゃないんですよ。だって、観たくても観れない人がいるってことだから。観たい人は全員見れて、そのうえでちゃんと形になってるのがいちばんいい。

マエカワ:そうだね。お役さんが100人でも200人でも、やることは変わらないんだし。

――目の前の1本1本のライブが大事、と。

竹安:結局そうだよね。

――かなり気が早いですが、武道館ライブの内容については?

マエカワ:まだアルバムのツアー中ですからね・・・・・・(笑)。

鈴木:でも、特別なことをやろうとは思ってなくて。こう言うと盛り上がりに欠けちゃうかもしれないけど、サポートメンバーとかを入れるんじゃなくて、“4人でやろう”っていうのは即決。

マエカワ:奇をてらったことはしないだろうね、たぶん。

鈴木:いいライブは出来るからね、絶対。

マエカワ:これだけやってきてるから、細かいミスはあっても、めちゃくちゃトチったりはしなんで。セットリストはこれからだけど、そこまで長くはならないと思います。いまは2時間半弱くらいのライブなんだけど、それくらいがいちばんいい形だと思うんで。

フラカン7

鈴木:3時間くらいやってた時期もあるけど、ちょっと長いよな。でも、武道館は1時間くらいかもよ。長いとお金がかかるから。

マエカワ:金の話はいいから(笑)。でも、「フラカンの武道館、良かったよ」って思ってもらえるライブにしたいですよね。この先10年くらい、その話で酒が飲めるような。以前、4人でザ・ストリート・スライダーズの解散ライブ(‘00年)を武道館で見たんだけど、そのときも「観てよかった」と思ったんだよね。そういうライブにしたいな、と。

鈴木:モッズの野音みたいなね(‘82年に行われたザ・モッズの野音ライブ。記録的な集中豪雨のなかで続行された伝説的ライブとして知られる)。こんなこと言うとアレだけど、フラカンの武道館は伝説になるに決まってますから。

マエカワ:ちょっとおこがましいけど、それくらいのライブをやろうとは思ってますよ。

鈴木:たとえば2000人しか入らなかったとしても、それはそれで伝説でしょ。

マエカワ:「フラカンの武道館、スタンドには関係者しかいなかったよ」とかね(笑)。俺らはぜんぜん良くないけど。

――ぜひ大勢のお客さんに来てもらわないと!

鈴木:いや、ホントに。僕らは26年バンドやってるんで、名前だけは知ってる人が多いと思うんですよ。対バンでもイベントでもフェスでもいいから、1回でも俺らのライブを見たことがあって、ちょっとでも「いいな」と思った人は全員来てほしい。

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マエカワ:最近、「15年ぶりくらいにライブに来ました」みたいなお客さんもいるんですよね。「結婚してからしばらく来れなかったけど、子供が大きくなったから」とか。そういうい人たちにもぜひ武道館のライブを見てほしい。

鈴木:もちろん一見さんも大歓迎です!

マエカワ:初めて来た人も絶対に楽しめるからね、ウチらのライブは。

竹安:プレッシャーもありますけどね。体調もピークに持っていかなくちゃいけないし。

マエカワ:アスリートみたいな感じもあるよね。

竹安:大きな目標を持ってここから8ヵ月過ごすのは、いろんな意味ですごくいいことですよね。やれることをしっかり準備しようと思います。

小西:今年もずっとライブがありますけど、年末にいちばん大きい目標があるっていう。そこで達成感を得たいですよね。終わったときに何を思うか?というのも楽しみです。

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Text:森朋之
Photo:吉田圭子

フラワーカンパニーズ「フラカンの日本武道館~生きててよかった、そんな夜はココだ!~」

リリース情報

フラカン11

フラワーカンパニーズ
『Stayin' Alive』

Album
発売中
3,024円(AICL-2805)
Sony Music Associated Records



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